
長年相場やいろいろなトレーダーを見ていますが、生き残っているトレーダーと負け続けているトレーダー(SNSで消えていった人も)の大きな違いは【我慢】ができるかです。
投資の世界は、やり方によってはたくさんの資金を獲得できる可能性があり、運良く連続して上手くいく時もあります。すると【欲】が大きくなってしまいちょっとした判断ミスでその反対の状況になってしまったりします。
彼らは【我慢】ができなかったのです。前掛りの状況になると、例えルールがあったとしても自ら破って自分の首を絞めて行きます。例えば、自動売買でたまたま上手くいったからと検証期間も短いままロットを引き上げてしまったり、設定レンジを良い方向にブレイクした場合、利益が出なくなったからとすぐにその先のレンジでも仕掛けをしようと行動してしまいます。利益が出ることに慣れてしまうと、今までリスクを極端に嫌っていたにもかかわらず負けることではなく、利益が出ないということが悪になってしまうからです。
逆に長年生き残っているトレーダーは、すぐに次の仕掛けはせずに、一旦【我慢】して様子を見ます。次の行動を起こす前に必ず逆算してリスクを確認した上で次の行動をしていきます。石橋を叩くのです。見えない未来だからこそ、今まで良かったから次もいけるだろうという思考ではなく、そういう状況だからこそ【我慢】して冷静になることが長年生き延びるために大事なことなのです。
欲をコントロールすることは容易ではありませんが、経験者と初心者との大きな違いは【我慢】ができるかです。それは過去何度も辛い経験があるからできている部分もあるのですが、経験者でも難しいです。ただ、自分の状況を俯瞰して見れるようになるので、程度は違いながらも【我慢】はできます。ブレーキを掛けれるかが大きな差となり最終的な結果に大きく影響します。
投資の世界はスポーツのようにアマとプロは分かれてません。F-1で例えれば、免許取り立てドライバーもプロドライバーも一緒のレースに出ているという状況です。たまたま良い車に出会えてプロを何度か抜かすこともあるかもしれませんが、そこでもっとアクセルを踏んだりワンチャン入賞を狙ってしまうのが初心者です。経験者は完走しゴールすることを目指しますから、際どいコーナーが来たら周りに抜かれようが減速してしっかりクリアします。こう考えますと特に投資はゴールまでは長いので、どちらの運転が正しいかはわかりますよね。【結果ではなく事故に遭わずに安全に走る】ことが大事なんです。
投資は競うものではなく自分との戦いです。
【我慢】ができるか
欲が増してきたなとか焦ってるなと思った時、ぜひこのことを思い出してください。感情のまま動いても良い結果はでないのです。