このトレード界隈は、稼ぐことしか目を向けてないトレーダーは当たり前の様に狩られ、リスクと向き合ってポジションを考えられるトレーダーがしっかり利益を積み上げられる構図となります。
このブログを読まれているトレーダーからみたら前者は論外ですが、多くは後者の思考を意識して頂けていると思ってます。
それでもこのトレードの世界はリスク管理が甘い者からふるい落としにかかってきます。残酷な世界です。
ざっくりしたロスカットルールだったり、大衆がここまではこないだろうというロスカットラインを元にしたポジションをもったり、謎のアナリストが言ったラインを信じたりなど、そういうトレーダーからまず消えて行きます。
ロスカット早めの考えは上級者でない限り損切り貧乏になりますから初心者や中級者は、長期投資前提でリスク許容度を大きくもって運用することが基本の運用になります。そのリスク許容度をどう工夫するかが上級者と渡り合える、とても大事なポイントとなります。
そして長くトレードをしていると、必ず想定外の動きをするときがあります。
その想定外で強制ロスカットされてるようではその辺の負け組トレーダーです。毎度ブログで記載してますが【想定外を想定すること】がとても大事なこととなります。
その想定外が来た時にどう立ち回るか?
これがごゆるりトレードで手法や銘柄選びよりも最も大事なことです。
今回のドル円の急落でも多くのリスク管理が甘いトレーダーがやられてましたが、それを例とするのであれば…
下記の考えでイレギュラーな状況に対応します。
・今のポジションでどこまで耐えるか?
・仮にいまの急落から(ロングの場合)その3-4倍までの拡大には許与できるか?
・そうなった時、今過剰なポジションはあるか?
という考えで過剰と考えるポジションを早めに損切りします。普段稼げるので、こういう時こそしっかり処分しましょう。
全て失うリスクがあるなら損切りして生き残ることを優先し、ただ全て損切りするのはとてもナンセンスです。必ず大きな動きがあれば戻しも大きくなるので。
不安がなくなる範囲で損切りしポジション整理して、熱が冷めるまで待つのが正しい立ち回りです。
売り買いスワップがイコールの口座の我々なら早い段階で一部両建てという方法もありますが、初心者には切り離し判断が難しいのでここでは記載しませんがそういう回避方法もあります。
上級者の様に適宜ロスカットして取り戻せる自信がないうちは、リスク許容度を深めにポジションを取ることがとても大事です。どこまで耐えるかのリスクから考える癖をつけられたら、今まで勝てなかったトレーダーは必ず勝てる様になりますよ。
リスク管理は他人の意見🟰大衆の意見として、それ以上の許容度を持ってトレードしていきましょう。大衆が恐れているラインは来ると考えてリスクを逆算した運用をしていきましょう。