ツイッターの方で日経225CFDの価格調整時の対策の問い合わせがありましたので記載します。
日経225CFDにおいては、四半期(3か月)に一度 基本買い玉に対して発生する配当金のようなものですね。
GMOでは「価格調整」と呼んでいますが、金利相当額などという言葉で呼ぶ証券会社もあります。
その辺の知識は分かりやすいサイトがたくさんありますのでその辺は各自確認お願いします。
GMOクリック証券のCFDを利用した当サイトの手法は、基本買いのみの手法なので現在ノーポジションの方が多いのではないでしょうか?
特に初心者の方には売りはあまりお勧めしません。この価格調整という厄介のものがあり長期トレードではに不利だからです。
そう、売りに対しては価格調整分のマイナスが発生するのです。
しかしながら、現環境では買いでは全く利益が出なくなってますので売りトレードも入れ始めた人も多いのではと思います。
Яも売りも併用していますので、下記のトレード法も紹介しましたが見事に含み損で捕まってしまいご迷惑おかけしていると思います。
買いポジションがなく、売りポジションだけという状態が続く中
ついに価格調整の日が迫ってくることとなりました。
直近では12月11日に予定されています。
つまりは12日の早朝の7時に確定します。
12日朝締まったポジション数×〇〇〇円という形でスワップのように「価格調整額」欄に未実現スワップのように反映されまして、ポジション確定時に計上されます。
約束されたマイナス(損失)と呼ぶのでしょうか?嫌な響きですね。。。
前回9月の調整額は1ポジション当たり-1,790円ですから辛いですね。
※12/11は700円でした。
やはりできるだけ回避したい!と考えるのがトレーダーではないでしょうか?
対策として大きく2択です。
年末にかけて上がり続けるor高値更新のイメージがある場合は、期日までに
①ポジションを全決済
仕切り直しですね。また下がってきてから買いだけの通常トレードでやり直す。
買い手法時の累計の利益が出ていると思いますので相殺してプラスならなおさらですね。
未来にかけて我慢するのも手ですが、神頼みはギャンブルですね。
資金が拘束されてほかのトレードができないのも問題ですのでスパッと切るのは正しい判断です。誰も笑いませんしチャンスはいくらでもあります。
もう一つの方法は、
②ポジションを一瞬両建てする
買いと売りを持てば価格調整額は相殺されます。
ただし、デメリットとしては買いの手数料分のマイナスと、その金額を上回る含み損が出る可能性があるからです。
基本ロールオーバー前に両建てして、次回取引開始後に決済をするのですが開幕と同時に急降下してしまった場合は買いの含み損が増えてしまいます。
結果、やるんじゃなかった。。。は充分想定されます。
過去見ていても開幕にノーダメージで両建て解除をした記憶はございません。
運よくスプレッド分上がって0円で(プラス)解除出来たら儲けものですが、なかなかそんな都合よくはいかないものです。
どちらを選ぶかは本人次第の判断となりますね。
①を選んだ場合は、できるだけ下落したときに切り離したいものです。ただ直前になると価格調整狙いの買い需要が増えますのでご注意ください。
税金対策としてここで損失を吐き出すのも立派な戦略です。
②を選択される方は下記を参考にしてください。
ただ、絶対ではないので実行するかはご自身でご判断ください。
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両建てをやる場合の注意点を説明します。
GMOクリック証券の両建てはFXなどでよくある「両建てはFXや他社CFDの様にNOコスト」ではございません。
そうなんです、買いポジションを両建てするにしても初期自動ロスカット設定分の拘束金が別途かかります。
これを知らないで実行するとなるとお金が足りない!!となってパニックになるので気を付けてください。
まず、「取引余力」を確認しましょう。
両建てポジションを立てるだけの余力を作らなければなりません。
現在23,532円ですから23,532円×0.5(初期自動ロスカット値)=1ロット当たり約11,766円前後くらいかかります。
上記のЯ式の売り手法を取っている人は10ロットで約18万ほど使用しますので全両建ては可能な計算です。
両建て必要額は
両建て予定ロット×現価格×0.5で概算ください。
注意点として取引余力ギリギリで立ててしまった場合、レートが上がった時
拘束金はそのレートによって連動しますので、取引余力が0になったら強制決済が開始されてしまいます。これは一番やってはいけないことですので取引余力は数万は欲しいです。
余力が少ない場合の捻出方法ですが、もちろん追加入金が安全ですが
両建て直前に売りのポジションのロスカット水準を一瞬縮めることで捻出できます。
おそらく1000円以上先にロスカットレートを設定している人が多いと思いますので、割と余力は確保できるかと思います。
前回同様に1790円であれば10ロットの場合、17900円ものマイナス価格調整額ですから
多少のスプレッド損や差損を叩いても実行する価値はあると思います。
ただ両建て後179円下に動いてしまった場合は、それ以降以下は損になるのでなんとか超えないところで逃げたいものですね。
※12/11は結果700円でした
取引余力のない方、トレードのCFD構成比が高く今後の上昇の可能性を恐れている方の対策として
やはりポジションをある程度処分することを薦めます。
精神的にもそうですが、全部失うリスクも考えなければなりません(証拠金は返ってきます)
ポジションの半分を価格調整前に損切ります。
そして売りと同様の買いポジションで両建て法を実行します。
それでも損切りはしたくない!という思いがある人はЯならこうします。
半分だけ両建てして、損切りをしないで買いを持ち続け下落をひたすら待つです。
上がった場合の余力は考慮しておきつつ、その後は上がっても下がっても両建てした分のポジションのマイナスは固定されます。
半分になった売りポジションで上昇を耐え、いつか来る下落で売りをことごとく解消していきましょう。
最終的には買いの半分だけ残る形となりますが、買いであれば有利ですので苦ではないですね。
邪道ではありますが、買い有利をうまく利用した考えだと思います。
以上が両建て法です。
いかがでしたでしょうか?
最後に、
両建て買いのタイミングについて。
タイミングは人それぞれとなりますが、Я的には2パターン考えがあります。
推奨は12日7時直前。
ただし朝のスプレッド拡大があるので数分前がいいかなと思います。
Я自身はリスク分散の意味では、価格調整狙いの新規の市場の買い需要はやはりがあるので(この位置で買えるのかは疑問)、ロールオーバー前は上がってくると想像してまして
、ロールオーバー前までの間に下落があった時は買い両建てを分けて入れていきます。
直前か期日までに両建てポジションを作るの2択ですね。
若干書きなぐりなので見直して修正を加えていく予定ですが、大まかな考えは記載できたかと思います。
取引余力に注意して自分に合った選択をしていただければと思います。
今回の価格調整額が大きいのか小さいのかは読めませんが、両建てでの回避は個人的には有効だと考えています。
ちゃんと起きて両建て買い、恐らく出勤の電車の中で両建てを解除しなければならないので、個人的には大変な作業ですがそのくらいの努力に見合う効果があると思っています。
ずっと上がり続けることはありませんし、長年の感で下落の予兆は感じておりますので
ここで耐えて何とか乗り越えていきたいですね。
年末年始乗り切って行きましょう!
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